Mac+iPad+iPhoneの完全ペーパーレス環境でFP2級資格を取得した方法

齢40歳にもなると、プライベートで様々な問題が発生します。

そんな問題が生じた際に、法律や社会保険、税などに関する一般常識が必要となってくるのですが、「何のことを言ってるのかさっぱり分からない」や「知らないと損」という状況を避けるため、「ファイナンシャルプランナー2級」を受験し、無事に合格しました。

目的は「合格すること」ではなく「知識を得て、その知識を活用すること」なので、合格自体はオマケ程度なのですが、今回の受験にあたっては完全ペーパーレスで勉強したので、試験勉強中の1日の流れをもとに、どのように勉強してきたのかをご紹介したいと思います。

そこまで難関の資格ではありませんが、『デジタル本来の活用事例』として、デジタル学習やペーパーレス、ミニマリズムにご興味のある方は参考にしていただけると幸いです。

  • 使用したデバイス
    • MacBook Air ( 2021 Model )
    • iPad ( 2018 Gen) + Apple Pencil
    • iPhone 13 Pro Max
  • 使用したアプリ・ソフト
    • GoodNotes 5
    • Kindle
    • Youtube
    • Notion
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5時半に起床して勉強(アウトプット中心)

仕事から帰るとなかなか勉強に手がつかないことが多いことと、夜遅くまでディスプレイの光を浴びたくなかったので,勉強のメイン時間は”朝”にしました。

いつも0時に寝ていた生活を23時就寝にシフトし、5時半に起床。

朝起きたら、昨晩インプットしたことの復習をしつつ、過去問を解きます。

資格試験で何よりも勉強になるのは過去問を解くこと(アウトプット)です。最初はたくさん間違えるので非常にストレスを感じますが、これ以上に効果的な試験対策はありません。

FP試験については、試験の主催団体であるFP協会が過去問を無償公開しているので、事前にPDFをGoodNotes 5で取り込んでおいて解いていました。

朝から自室で1時間ほど勉強したあと、支度をして出勤します。

通勤中は過去問か動画でインプット

私の通勤は「バス(30分)+徒歩(15分)」という内訳で、その中で以下のように勉強していました。

  • バス:iPadで過去問(アウトプット)
  • 徒歩:iPhoneで動画[Youtube]を流し聞き(インプット) ※画面を見ずにラジオ感覚で聞く

バスは高速バスで”着席必須”なので、iPadを膝上に置いて勉強することができます。ここでは、過去問を解いたり、間違った部分をNotionにメモしたりします。(バスの中は揺れるため、ペンは基本的に使用しません。)

バスを降りてからは、歩きながらYoutubeのFP関連動画を聞き流して軽いインプットをするようにしていました。

バスの中でiPadを開くのが億劫な時は、iPhoneで過去問を解いていました。

朝カフェで1時間勉強

資格勉強にあたって一番苦労したこと。それは「いかに一人で集中して勉強する時間を作るか」ということです。

職場では周りの目や急な声掛けなどで落ち着かないし、家だと子供が突撃してくる・・・ということで、毎朝、会社への通勤途中にあるスターバックスに寄ることを習慣にしました。

カフェの机はそこまで大きくありませんが、iPadであれば何ら問題なく使用することができます。

スタバのコーヒーはお世辞にも安くありませんが、このカフェ時間はコーヒーの価格に対して十分に元が取れると感じたので、試験が終わった今でももこの生活を続けています。(この記事もスタバで書いています)

仕事帰りは動画と参考書。時間があればカフェも

(週1回ぐらいですが)仕事を少し早く上がれた時には、帰りもスタバに寄って勉強することもありました。スタバの「One More Coffee」を活用すれば2杯目はおトク(最安110円でコーヒーが飲める)なので、これを活用しない手はありません。

仕事帰りも出勤時と同じく、バス停まで歩きながら動画を聞き流しますが、夕方以降はインプット中心に回すようにしていたので、バスの中では過去問ではなく参考書を読み込みながらメモを取っていることが多かったです。

自宅で寝るまでインプット

自宅に戻って入浴・食事を済ませたあとは、22時まで自室に籠って勉強です。ここではひたすらインプット作業に充てます。

左にKindle、右にNotion

Macで画面左にKindle(参考書)・画面右にNotionを開いて、学んだことをQA形式で書き込んでいきます。この形式で書いておけば、あとで自分で解いてみて、分かっている部分と分かっていない部分が明確になるのでオススメです。

この学習時間は、余計な通知に気を紛らすことがないよう「おやすみモード」を設定して集中できる環境を作っています。

22時以降はスクリーン(液晶)の光を浴びないようにしていたので、Kindle専用端末(電子ペーパー)か紙の本で趣味の読書をして過ごしました。(勉強時間は減りますが、読書によるストレス解消と、快適な睡眠を優先しています)

運動しながら動画学習

休日やリモートワーク時など、時間があるときには自室にあるロードバイクでインドアトレーニングをします。

ただ自転車を漕ぐのは暇ですが、専用のタブレットスタンドを付けてiPadをセットすれば勉強環境の出来上がり。汗をかきながら、Youtube動画を見てインプットします。

運動中のインプットは非常に効果がありますし、運動不足解消・ストレス発散にもつながるので本当にオススメです。私のような自転車環境がなくとも、軽い運動(ストレッチなど)をしながら動画を見ることは難しくないと思います。

おわりに

と、こんな感じの生活を1ヵ月半ほど過ごして試験に臨み、FP2級に合格することができました。

久しぶりに頭を使う(インプット→アウトプットの繰り返し)ことをしたので、最初は覚えが悪く、とてもストレスを感じましたが、なんとか試験までに仕上げることができました。

また、今回の試験勉強を通じて大きな収穫だったのは下記の2点です。

  • 参考書・メモ・過去問といった一連の学習を完全ペーパーレスで行えること
  • 目的をもってデジタルツールを使用すれば、必要ないアプリに誘惑されることなく集中できること

外出するときに分厚い参考書やノート・ペンを持ち歩く必要がないので、基本的に「iPad(or Mac)だけカバンに入れておけば事足りる」という感じでした。

デジタルツールを活用した「勉強」「教育」という、デジタルを正しく使用した事例としてご紹介しました。参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

福岡県の田舎に住む40歳のサラリーマンです。
テクノロジーの誘惑や通知地獄による”デジタル疲れ”を引き起こしている中で出会った「デジタル・ミニマリズム」の思想に惹かれ,少しずつ実践をしています。
デジタルツールは大好きだけど,テクノロジーに人生を支配されたくはない。そんな葛藤の日々を綴っています。

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